22 らだお先生と雪の日 ページ47
青井 side
山下「いやぁ、まさかこんな本格的に積もるとはねー
こういう日に限って頼りになるジャック馬ウアー先生やミンドリー先生は出張だし
でもまあ、君たちの方が若いし体力もあるだろうから
じゃ雪かきよろしくね、力二先生
らだお先生」
校長室に呼ばれたと思ったら山下ひろし校長にそう言われる
青井「若さは関係ねぇ!!!」
成瀬「まあ、らだお先生若くないですもんね」
青井「うるせぇ!!!!!!!」
ブンッと投げたスコップは数メートル先に刺さった
成瀬「元気じゃないですか」
青井「馬鹿言え、今スコップぶん投げたので俺の体力の80%は失われた」
成瀬「なんてことしてるんですか?貴重な体力を…」
はぁ…とため息をついただけで白い息が出る
成瀬「まあまあ、あらかじめ応援を呼んでありますから」
青井「それはありがたいな野球部?サッカー部?
まあ体力あるならこの際誰でも…」
と、振り返ると応援団の格好をしたAがこっちに走ってきていた
「すみません、準備に手間取って…」
青井「応援ってそっちの?」
成瀬「モチベをあげるためですよ、ほら年頃の男子って
女子の前ではカッコつけたがるじゃないですか」
青井「お前は今までずっと俺を年頃の男子だとでも?」
こいつ完全に俺を舐めてるよな?
「あっ、でも私は特にらだおくんにかっこよさは求めていないので
ただ普通に雪かきしてるらだおくんが見たくてきました
あくまで自然体でお願いします」
青井「人選ミスだろこれ」
力二を睨みつけていると、Aがくしゃみをし始めた
青井「ほらぁ!そんな薄着だからだぞ?!
風邪ひいたらどうするんだよ!!!」
成瀬「らだお先生そんだけ防寒してるんだからなにか貸してあげたらいいじゃないですか」
青井「嫌だよ俺だって寒いもん」
奪われないように縮こまる
成瀬「そういえばこの人最低な大人だった」
本当に失礼だなこいつ
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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます! (3月25日 19時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 10話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ、、、☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります! (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえた。 | 作成日時:2024年3月18日 23時