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21 らだお先生と夕コ先生 ページ46

青井 side






図書館にて






青井(そもそもなんで今までの卒アルなんか図書館に置いてあるんだよ






なんか色々と丸く収まったものの






元はと言えばこんなもんわざわざ保管してあるからじゃねぇか)






青井「…これか






よし、埋めよう」






⚠︎良い先生は真似しないでね






夕コ「何を埋めるの?」






青井「はあぁぁぁっ?!?!」






夕コ「人をお化け扱いしないでよ」






青井「きっ、きゅきゅ急に出てこないでください…!」






夕コ「証拠隠滅でもしに来たのかしら?」






俺の気持ちを見透かしたように笑う夕コ先生






青井(ば、バレてる…)






青井「元はといえば全部夕コ先生のせいですからね






色々大変だったんですよ」






夕コ「だって昔のらだおくんを見てるみたいで可愛くて…」






えへへ、と相変わらず悪びれる様子もない夕コ先生にため息をつく






夕コ「…ねぇらだおくん私ね、ずっと聞きたかったの






あの時、私はあなたにとっていい先生にもいい人にもなれなかった






なのに…どうして私と同じく先生になったの?






あんなに酷いことをした私をどうして責めないの?」






隣にいる今の夕コ先生を見てあの時のつらそうな夕コ先生を思い浮かべる






青井「…俺があの時1番ムカついたのは






頑張ってる先生を救えなかった無力な自分です






優しい言葉をかければ元気を出してもらえると思っていた






子供だった自分です






だから、あなたと同じように困っている人を助けられる力が欲しくて






俺は教師になりました






俺にとっては夕コ先生のおかげで教師になれたんです






だからいい先生に決まってます」






夕コ(そういえばあの時…)






夕コ「ずるい大人でごめんね」






青井「…いつか俺ちゃんと先生を救える大人になります






だからもし、いつか先生のことを傍で支えられるような大人になったら






その時は俺の気持ちに答えをくれますか?」






夕コ(遅くなってごめんなさい、らだおくん)






夕コ「好きになってくれてありがとう」






青井「…どういたしまして」






少し恥ずかしくて俯いた

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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます! (3月25日 19時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 10話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ、、、☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります! (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のえた。 | 作成日時:2024年3月18日 23時

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