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9 らだお先生と髪型 ページ16

A side






私は高校生になってから髪の毛を1つの三つ編みにしていた






これがなんだかんだ楽だし、他と被らなかったから






でも、今日は朝しっかり三つ編みにした髪の毛はゴムが切れておろしていた






「あ、らだおくんだ」






青井「…おう」






「それ授業で使ったカラーコーン?






片付けるの手伝おうか?」






らだおくんは私が喋りかけながら近寄ると少し後ずさりする






青井「いや…いい…」






「そっか、らだおくんたくさん物持ってるから






転ばないように気をつけてね」






青井「…うん」






どこかよそよそしいらだおくんを不思議に思った






「らだおくん?どうかした?」






首を傾げるとらだおくんは何かを思い出したかのように目を見開いた






青井「あ!お前Aか?!






突然髪型変えるなよ、分からなくなっちゃうだろ」






「もしかして今まで私のこと髪型で認識してたの?」






記憶力変なとこで使わないでよ






「さっきゴムが切れちゃって






でもまさか顔で分からないなんて悲しいよ…」






らだおくんからカラーコーンを少し貰いながらしょぼん、と俯く






青井「いや、でもよく見たら分かったからセーフだよな…?」






「もー、調子いいなあ全く…






あ、髪結んでるのと結んでないのどっちが似合う?」






青井「結んでるほう」






意外にも即答するらだおくん






「えっ、そ、そう…?」






らだおくんのことだから「どっちでもいい」って言うと思ってた






嬉しくてにやける顔を隠した






青井「ずっと思ってたんだよな






エビフライみたいだなって」






いつもノンデリな男






「やっぱりらだおくんに期待した私が馬鹿だったよ」

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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます! (3月25日 19時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 10話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ、、、☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります! (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のえた。 | 作成日時:2024年3月18日 23時

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